カテゴリ: ミサ後の感謝の祈り


vis,jpg


 Gaudete in Domino semper !

 
主の訪れの喜びは
どれほど感動的なことでしょうか
 
聖母の胎内のうちにおられた主イエズスは
かつて聖母を通して
主のベトレヘムでの降誕に先立ち
聖女エリザベトとその胎内の聖ヨハネを訪れ
 
2人を祝福と恩寵で包み
言い尽くしがたい喜びで満たされましたが
 
今も、聖母を通して
主の降誕に先立ち
その来臨を待ち望む私たち1人ひとりを訪れ
私たちの霊魂、肉体、精神を
言い尽くしがたい喜びで満たしてくださいます
 
それゆえ、最も崇高で
愛そのものである祭壇の秘跡を
秘跡的に、あるいは霊的にいただく際
聖母が抱かれた
その愛と感謝と敬虔的感動のうちに
マニフィカトの賛歌を
へりくだりのうちにつつしんで唱えることは
とても大切な感謝の行為です
 
ちなみに
福者アンナ・カタリナ・エンメリックによれば
幸いなおとめマリアは
腕を胸の前で重ね合わせ
(おそらく両手首の部分が重なり合う感じでしょうね)
感動のうちに、そのマニフィカトの賛歌を口にのぼらせ
エリザベトも、この賛歌を
同じような感動のうちに共に唱えていたとのことです
 

Magníficat ánima mea Dóminum,
et exsultávit spíritus meus
in Deo salvatóre meo,
quia respéxit humilitátem ancíllæ suæ.

Ecce enim ex hoc beátam me dicent
omnes generatiónes,
quia fecit mihi magna, qui potens est,
et sanctum nomen eius,
et misericórdia eius in progénies et progénies
timéntibus eum.

Fecit poténtiam in bráchio suo,
dispérsit supérbos mente cordis sui;
depósuit poténtes de sede
et exaltávit húmiles;
esuriéntes implévit bonis
et dívites dimísit inánes.

Suscépit Israel púerum suum,
recordátus misericórdiæ,
sicut locútus est ad patres nostros,
Abraham et sémini eius in sæcula.

Gloria Patri, et Filio, et Spiritui Sancto.
Sicut erat in principio, et nunc, et semper,
et in saecula saeculorum. Amen.




イメージ 1
 
 
 
 
Oratio ad Iesum post Communionem.
 
 
Obsecro te, dulcissime Domine Iesu Christe,
per virtutem sanctissimi Corporis et Sanguinis tui,
quod licet indignus accepi,
concede mihi veram pro peccatis pœnitentiam,
amoris tui dulcedinem,
fraternæ dilectionis sinceritatem,
in tentatione fortitudinem,
in corde puritatem,
et in moribus ædificationem,
ut sic vocationi meæ satisfaciam,
in tuto amore proficiam
et in tuo servitio perseverem.
Amen.
 
 
最も甘美な主イエズス・キリストよ、
あなたに嘆願いたします。
 
取るに足りない私が受けさせていただいた
あなたの至聖なる御体と御血の力によって、
 
罪に対するまことの悔い改めを、
あなたの愛の甘美さを、
誠実な兄弟愛を、
誘惑における力強さを、
心における清らかさを、
習慣における善い形成を、
私にお与えください。
 
こうして、私の召命への順応が、
あなたご自身の愛のうちに進められ、
あなたへの奉仕のうちに固められますように。
アーメン。
 
 
 
 
 
 
 
 

聖体拝領後の感謝の祈り、捧げてますか?
当たり前感覚、習慣、なおざりになっていませんか?


典礼行為は、閉祭をもって終了するが、
天の糧を味わった人々〈聖体拝領した人々〉は、
さらに感謝を続けなければならない。

聖体を拝領した人は、公式の祭儀が終了した後も、
ココロを集中し、神である師と親密に一致して、
事情の許す限り、親しい有益な対話を続けることが、全くもってふさわしいことである。

「祭壇上の奉献それ自体が感謝の行為であるから、
 聖体祭儀の後に、このような個人的感謝を加える必要はない」
などと主張し、教える者は、言葉の意味より文字づらを重んじる誤りに陥っている。

聖体に溢れるあらゆる宝を豊かに受けるためには、
また、能力に応じて、その宝を他者にもたらすためには、
そのようにして主キリストが、全ての霊魂に力を満たすようになるためには、
1人ひとりの、個人的な感謝が、ぜひとも必要不可欠である。

〈尊者ピオ12世教皇〉

イメージ 1

イメージ 2

パードレ・ピオ(聖ピオ・ピエトレルチーナ1887.5.25~1968.9.23;その祝日は9月23日)は、
イタリア、ピエモンテのピエトレルチーナ生まれの、カプチン会の修道司祭です。
聖体信仰、聖母信心に篤く、
多くの悪魔祓いを行い、生まれつき盲目の少女の目を見えるようにしたり、
肉体を伴うバイロケーション(2ヵ所同時存在)で
遥か遠方の危篤状態のチフス患者の女性を癒し、『奇跡の人』と呼ばれました。
また、教皇ベネディクト15世から『神の人』と呼ばれた聖痕保持者(1918以来)でもあります。

*聖痕とは、激痛と共に、キリストの磔刑の傷痕が可視的にその人に刻まれること

今年、2008年は、聖ピオ司祭の帰天後40年&聖痕後90年にあたり、
その墓が掘り起こされ、4月24日木曜日から、
サンタ・マリア・デレ・グラツィエ教会で、一般公開(~12月)されています。
(the Church of Santa Maria delle Grazie in San Giovanni Rotondo, Italy)

『最初から髭が、はっきり見えていました。
 頭頂部は白骨化していますが、顎の部分は完全な状態で、
 他の部分の保存状態も良好です。
 このような表現がピオ神父のお許しをいただけるなら。。
 爪はまるでマニキュアをひと塗りしたみたいだ、と言いたいぐらいです。
 聖痕はもう見当たりません』(ドメニコ大司教Domenico D'Ambrosio)


聖ピオ・ピエトレルチーナの聖体拝領後の感謝の祈り
Mane mecum, Domine.

主よ、私のもとにとどまられよ。
私があなたを忘れることのないように、
あなたの現存が私には必要だからです。
あなたはご存知です。私がどれほどあなたをたやすく捨ててしまうかを。

主よ、私のもとにとどまられよ。
私は弱いものであり、あなたの強さを必要としているからです。
あなたがそのようにしてくださるなら、
たびたび倒れることもなくなるでしょう。

主よ、私のもとにとどまられよ。
あなたは私の生命であり、
あなたが共にいてくださらなければ、
私は生きがいをなくしてしまうからです。

主よ、私のもとにとどまられよ。
あなたは私の光であり、
あなたが共にいてくださらなければ、
私は暗闇の中に沈んでしまうからです。

主よ、私のもとにとどまられよ。
私にあなたの御旨をお示しになれるように。

主よ、私のもとにとどまられよ。
私があなたの御声を聞いて、
あなたに従うことができますように。

主よ、私のもとにとどまられよ。
私がより一層深く、あなたを愛する望みで駆り立てられ、
いつも、あなたに結ばれますように。

主よ、私のもとにとどまられよ。
あなたのお望みであれば、
私をあなたに忠実なものとすることがおできになります。

主よ、私のもとにとどまられよ。
私の霊魂が貧しくなるにつれて、
私があなたのための慰めの場所、愛の巣となりますように。

主よ、私のもとにとどまられよ。
人々の霊魂の救いが遅れつつも、
かの終わりの日が刻々と近づき、
生命は過ぎ行き、死、審判、永遠が近づこうとしているからです。

私の力が新たにされるためには、あなたとの一致が必要です。
私がこの歩みの途中で立ち止まることがないように、
私にはあなたが必要なのです。

あなたとの一致が遅れながらも、死が近寄ります。
私は、暗闇、誘惑、無味乾燥、十字架、悲しみを恐れています。

あぁ、私のイエズスよ、このさすらいの暗夜の中で、
私がどれほどあなたを必要としていることか!

イエズスよ、今夜、私のもとにとどまられよ。
人生に伴う全ての危険にあって、
私にはあなたが必要なのです。

あなたの弟子たちにパンを裂いた時のように、
私にあなたを認識させてください。
エウカリスツィアの拝領が、暗闇を払いのける光となり、
私を支える力となり、私の心の唯一の喜びとなりますように。

主よ、私のもとにとどまられよ。
私の死の時に、秘蹟的聖体拝領が望めないならば、
少なくとも恩寵と愛によって、
あなたと1つに結ばれ続けたいからです。

主よ、私のもとにとどまられよ。
私はただあなただけを、
あなたの愛を、あなたの恩寵を、あなたの御旨を、
あなたの聖心を、あなたの霊を、ひたすら探し求めます。
私はあなたを愛しているからです。
あなたをますます愛することのほか、報いは何も望みません。

堅固な愛のうちに、
地上にいる間、私の全ての心を挙げて、私はあなたを愛するでしょう。 
そして、永遠の全てにわたり、完全にあなたを愛し続けるでしょう。
アーメン。 










                     あと。。♣ファンでない方はここも見てちょ♡

死の苦悶を迎える人のための祈り


この祈り文については、教皇ピウス11世聖下により、1933年5月15日付けで、300日の部分免償が付与されたことがあります。


O Clementiisime Jesu, amator animarum, 
obsecro te 
per agoniam Cordis tui Sanctissimi, et per dolores Matris tuae Immaculatae, 

あぁ、いつくしみ深いイエズスよ、あなたは霊魂を愛しておられます。
あなたの至聖なる聖心の苦悶によって、また、あなたの汚れない御母の悲しみによって、
あなたに願い求めます。


lava in Sanguine tuo peccatores totius mundi, 
nunc positos in agonia et hodie morituros. Amen.

今、苦悶のうちにおかれ、そして、今日、死を迎える全世界の罪人たちを、
あなたの御血の中で、洗い清めてください。アーメン。


Cor Jesu in agonia factum, miserere morientium.

苦悶を味わわれたイエズスの聖心よ、臨終者を憐れんでください。


聖ベネディクトゥスへの祈り


この祈り文については、教皇福者ピウス9世聖下により、1861年5月14日付けで、300日の部分免償が付与されたことがあります。


O beate Pater, gratia et nomine a Deo Benedicte, 
qui angelicum tuum spiritum, erectis ad caelum manibus, 
stans et orans in manus tui Creatoris felicissime commendasti ; 
atque omnes, qui gloriosae mortis tuae et caelestium gaudiorum quotidie te admonituri essent, in suprema mortis luctatione contra omnes inimicorum insidias 
strenue te defensurum promisisti : 

 あぁ、幸いな父、その名のとおり、神から恵まれたベネディクトゥスよ、あなたは両手を天に伸べて立ち、至福なる創造主の御手の中に、あなたの天使的霊魂をお委ねになりました。
 あなたは、あなたの栄光の死と天上における喜びについて、日々想いをはせる人々を、最期の死の闘いにおいて、敵の全ての偽りに対して力強く護ると約束なさいました。

custodi me, quaeso, gloriose Pater, hodie et quotidie tua sancta benedictione, 
ut a benedictione, ut a benedicto nostro Jesu atque a tua et omnium benedictorum societate 
nullo malo valeam separari. 
Per eundem Christum Dominum nostrum. Amen.

 栄光に満ちた父よ、私をお守りください。今日、そして毎日、あなたの聖なる祝福をお与えください。 私が、祝福されたイエズスから、またあなたから、そして祝福された全ての人々との交わりから、悪によって引き離されることが決してないようにしてください。
 その同じ私たちの主キリストによって。アーメン。


全ての聖人への祈り


O Sancti Dei omnes, qui in carne viventes, sic Domino servistis, 
Ut jam cum ipso sine fine regnetis,

 あぁ、神の全ての聖人よ、あなたたちは肉体をもって生きていた時、主に仕え、今や主と共に、終わりなく支配しています。

adeste mihi, quaeso, precibus meritisque vestris, 
ut panis ille caelestis, et viaticum divinum, quod modo sumpti, 
mihi contra omnes infirmitates, pericula et insidias praestet robur et tutamen ; 

 あなたたちの祈りと功徳を、私にもたらしてください。私が今いただいた天のパン、神的旅路の糧が、全ての弱さ、危険、はかりごとに対する力と保護を、私に与えるものとなり、

ut in fortitudine cibi illius ambulem per hujus mundi desertum usque ad montem Dei, 
et ibidem dulcissima illius fruittione vobiscum jugiter gaudeam, 
et eum una vobiscum laudem per pmnia saecula. Amen.

 私がこの糧に強められて歩み、この世の荒れ野を通って、神の山にまで至り、そこにおいて、かの最も甘美な幸いを、あなたたちと共に絶えず喜び、あなたたちと一つになって、主をたたえることができますように。世々に至るまで。アーメン。

ミサ聖祭で記念した聖人への祈り


この祈り文については、教皇ピウス11世聖下により、1936年10月3日付けで、3年の部分免償が付与されたことがあります。

Sancte / Sancta N,, in cuius honorem 
incruentum Corporis et Sanguinis Christi sacrificium obtuli, 
fac, tua potenti apud Deum intercessione, 

 聖 / 聖女___よ、私はあなたの誉れのために、キリストの御体と御血の無血のいけにえを捧げました。それ故、神の御前におけるあなたの力強い取次ぎによって、

ut, usu huius mysterii, 
passionis et mortis eiusdem Christi Salvatoris nostri merita consequar, 
ac, cum illius frequentatione, continuo crescat meae salutis effectus. Amen.

 私が過越の神秘のうちに生かされ、その同じ私たちの救い主、キリストの御受難と御死去の御功徳が、私にもたらされ、また、その神秘をいつまでも保たせ、ついに私の救いの完成にまで至らせてくださいますように。アーメン。

イメージ 1

.

聖ヨゼフへの祈り



この祈り文については、教皇ピウス11世聖下により、1936年5月18日付けで、3年の部分免償が付与され、教皇ピウス12世聖下により、1941年3月10日付けで、3月中の毎日及び年中の毎水曜日においては7年の部分免償が付与されたことがあります。


Virginum custos et pater, sancte Ioseph, 
cuius fideli custodiae ipsa Innocentia Christus Iesus 
et Virgo virginum Maria commissa fuit; 

 童貞者の守護者にして、父である聖ヨゼフよ、あなたは純潔そのものであるキリスト・イエズスと、おとめの中のおとめである、マリアの忠実な守護者としての使命を委ねられました。

te per hoc utrumque carissimum pignus Iesum et Mariam obsecro et obtestor, 
ut me, ab omni immunditia praeservatum, mente incontaminata, 
puro corde et casto corpore Iesu et Mariae semper facias castissime famulari. Amen.

 このイエズスとマリアの、深い愛の絆によってあなたに願い求めます。私を全ての汚れから護り、汚れない思い、澄んだ心、清い体で、いつも完全な貞潔のうちに、イエズスとマリアに仕えることができるようにしてください。アーメン。

幸いなおとめマリアへの祈り


この祈り文は、教皇ピオ11世聖下により、1936年10月3日付けで、3年の部分免償が付与されたことがあります。

O MARIA, Virgo et Mater sanctissima, 
ecce suscepi dilectissimum Filium tuum, 
quem immaculato utero tuo concepisti, genuisti, lactasti, 
atque suavissimis amplexibus strinxisti. 

 あぁ、おとめマリア、最も聖なる御母よ、ごらんください。あなたが汚れない御胎内に宿し、産み、乳を与え、最も快く抱擁した、あなたの最愛の御子をいただきました。

Ecce, cuius aspectu laetabaris et omnibus deliciis replebaris, 
illum ipsum tibi humiliter et amanter repraesento et offero tuis brachiis constringendum, 
tuo corde amandum, sanctissimaeque Trinitati in supremum latriae cultum, 
pro tui ipsius honore et gloria et pro meis totiusque mundi necessitatibus, offerendum. 

 ごらんください。あなたが見つめて喜び、全ての楽しみで豊かに満たされた、その御子御自身を、へりくだりと、深い愛のうちにあなたに示し、委ねます。それは、私が御子をあなたの腕で抱きしめ、あなたの御心で愛することができるため、また、至聖なる三位一体の神に、最上の礼拝を捧げるためです。そしてあなた御自身の誉れと栄光、私と全世界の必要を求めて、御子に捧げることができるためです。

Rogo ergo te, piissima Mater, impetra mihi veniam omnium peccatorum meorum, 
uberemque gratiam ipsi deinceps fidelius serviendi, 
ac denique gratiam finalem, ut eum tecum laudare possim 
per omnia saecula saeculorum. Amen.

 いつくしみ深い御母よ、私の全ての罪の赦しを、御子に忠実に仕えるための豊かな恵みを、そして善い死を迎える恵みを、私のために取り次いでくださるよう、心からお願いいたします。こうしてあなたと共に、御子をほめたたえることができますように。世々に至るまで。アーメン。

↑このページのトップヘ