聖レオ1世教皇教会博士 |
何らかのカタチで、 自分の親切心を表わせない人は1人もいないはずです。 寛大なココロをもっている人にとっては、 どんな施しも、決して小さなものではありません。 私たちの憐れみと同情の大小は、 私たちの財力の限界に、制限されることがないのです。 たとえわずかばかりの財しか持ち合わせなくとも、 慈善のココロに満ち溢れているならば、 決して功徳に欠けることがありません。 富める人は、多く施しますが、 そぅでない人は、わずかしか施せません。 しかしながら、 両者の慈善の業の結ぶ実りは、 もし、同じ大きな愛をもって施すのなら、 それらが異なることはないのです。